ヨガとうどんとコルベール

はじまった瞬間、
終わってしまうことを想像して哀しくさえあった。
あまりの気持ちよさ。
その一瞬をずっと味わって、とどまっていたかったのだと思う。

初めての「暮らしの中のヨガ」教室。
教室のある上門前のお家までは、バスを乗り継いでほんの少し歩くだけなのだけれど、
着いた頃には見事なまでの汗だくぶり。
からだが熱くぐにゃぐにゃで始まったヨガは、
高くて暗い天井から、いつも天窓の正方形の光が見えて景色が良かった。
庭からはときどき心地いい風が吹いてきて、
eeyoちゃん(文鳥)の鳴き声と音楽が混じり合って、
このポーズのままずっと止まっていたいと思いながら伸ばして伸ばして、
そして熟睡。
気がついたら教室が終わってしまった。
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夏休みみたいだ、とみんなが口々に言っていた。
お昼ご飯食べて、グレゴリー・コルベールの写真集見て、
ポーラちゃん(紀州犬)とeeyoちゃん(文鳥)と遊んで、
清水先生がボートカットでパインを切ってくれて、
森田先生が讃岐うどんを茹でてくれて、
散歩に行って、夕方から映像会。
コルベールのDVDをプロジェクターで大きな布に映し出し、
全員寝転んでくすくす笑ったりしながら見始める。
(幼稚園の時の七夕お泊まり会を思い出した。)
のびのびに伸びた身体が、映像のリズムにぴたり寄り添う。
私はまた最後、熟睡。
何度も何度も寝てしまった日。
《写真は、益子の町で気になった小さな花。むらさきの花。》



朝:バナナジュース、梅ジャムトースト、カフェオレ
昼:ベジタコス、ひじきのマリネ、ポテトサラダ、袋茸の辛酸っぱい美味しいスープ(上門前にて)
夜:讃岐うどん(皇帝醤油かけ)、トマト、アボカド、枝豆、パイナップル、プラム、梨、
  練乳いちごアイス(上門前にて)
  カボチャのココナツ味噌和え、WAKOのチョコレートケーキ(自宅にて)