下鴨神社の名月管弦祭
「糺の森」の深い木立の向こうに
暗くなっていく夕間暮れの青が抜けて見えた。
月が、ちらちらと見えたり、
消えたりするのを見ながら森の中を歩いた。
門前に篝火。
最小限に抑えられた照明。
明るすぎるほどの月の光。
尺八の独奏。
月に雲がかかっていくのを眺めながら、
篝火の匂いを感じながら、
尺八の音だけを聴いていた。
尺八の魅力を、雅楽や琴の音色の意味を、
初めて知ったような気がする。
着物を着た麻生圭子さんを見かけた。
とても顔が小さくて、華奢で、色白の少女のようだったけれど、
とても普通の人としてそこにいた。
ここには、本当にきれいに着物を着た人がたくさんいる。
夕方に家の近所で見かけた、
満月に雲とうさぎが舞っている金色の帯をしめていた人は、
きっと今日のこの管月祭のお茶会に来ているに違いない。
こうやって着物を着ている人たちが、
こんな風にたくさんいることに改めて驚いてしまう。
[ごはん]
夜:塩豚とゴーヤの炒め揚げ、甘い卵焼きと、日の丸ごはん。
青年会のグリーンティー(100円)は、だいぶと甘かった。。。
三色月見団子(160円)は、よもぎが一番。(トチ餅、白餅、よもぎ餅)
お祭りにお弁当を持って行ってしまった。
冷蔵庫の中の野菜が気になって仕方なく。。。
誰もそんなことはしていなかったけど、
でもなんとか食べる場所を見つけて食べたら、美味しくて元気になった。
[写真]
写真は、管弦祭の「お月見セット」。いいなあ、、、。