石鹸とニューヨーク   

わたしが石鹸づくりに興味を持ったのも、
国際協力的なことに興味を持ったのも、
直接のきっかけをくれたのは
yukaさんなのです。

学生時代、それこそ「ウロウロよそ見」しながら
とまちゃんと歩いて回ったアジアの国々。
なーんも考えず
ただただフラフラ、気の向くままお気に召すまま。
毎日毎日、汗をダラダラ流して
歩いてはお茶をし、歩いてはお茶をして日記を書いて。
タイ、マレーシア、その周辺の小さな島々、
シンガポール、バリ、ベトナム、ネパール。
いろいろ何度も行ったものでした。
バイトして、旅をして、バイトして、旅をして。
ほんとう、学生様。
贅沢な身分でした。


そんな旅の中、
ベトナムで出会ったのがyukaさんでした。
東京のとっても有名な美容室のスタイリストさんを辞めて、
アジアを数ヶ月、一人で廻っていたyukaさん。
世は「カリスマ美容師」大ブーム時代。
でもそんなこととは全く関係がないような風貌と出で立ちで、
真っ黒になって(いや、真っ赤に腫れて?)
自転車こいでいた姿。
むせかえるような魚の発酵臭とともに、
今も鮮やかに目に浮かびます。
ニョクマムの産地、だったのです)(笑)
あ、もちろんそれでも、
とっても可愛らしい人だと思ったのですが。


そんなyukaさんの、現在のNY生活が綴られているブログが
こちらです。
読んでいると、なんだかいろんな意味で
今の自分のいる場所のこと、日本人であることについて
自然と考えたりしちゃいます。
これ、すごく良い影響をもらってるんだなと
今書きながら思ったり。


そしてもう一つ大事なこと。
yukaさんがチャリティのために販売している、
手づくりソープのHPのことです。
これが始まった経緯をわたしが上手に
紹介することはできませんが、
(HP内、日本語のインフォメーションのところにきちんと説明されています)
ともかくわたしはとっても驚いたのです。
一つ目に、yukaさんがあの旅の中でこんな体験をしていたなんて。
二つ目に、あんな世界中飛び回ってるのにこんな活動まで始めちゃうなんて。
そして三つ目に、yukaさんが、若返っていることに!(笑


もともと年齢よりもずーっと若く見える彼女ですが、
こないだ再会した時は本当にびっくり、
肌もぴかぴか、髪もつやつやで、まるで「コドモ」
みたいだったのです。(笑
いやでも本当に。
手づくり石鹸パワー、恐るべしです。髪も洗えます。


やっぱりわたしも石鹸つくろう。
一式用意したのに全然つくってないのです。
でもつくるとやっぱり、感動します。
いいですよ。全然違うのです、市販のと。
でも手間もお金も最初かかりますから、
まずは使ってみたい方、
サイトの内容に共感を覚える方、
是非にsapa sapa soap、購入してみてください。
石鹸感、変わると思います。
そしてちょっぴり、
誰かのために良いことできたかもと、
嬉しい気持ちになるかもしれない。
そうだといいな、と思います。


[写真]

 大文字山も雪化粧。
 窓から見えるこの景色が、この家の一等賞には違いない。