ただいま

新婚旅行の中国地方ぐるり旅から帰ってきたら、
秋が来ていた。

日常が始まるその前に
何か旅の記録を残さなくちゃと思うのだけれど
心がすっかり今のこの場所にいて
それが旅をしていた10日間の日常とあまりに違うので、
思い出して書くということができない。
これからちょっとずつ、思い出しては記録しておきたいと
思うには思うのだけれど。


ただただ、いろんな町を見た。いろんな人を見た。
食堂巡り、という当初のとってつけたテーマはすぐに崩壊。
ひたすら地図に足跡つけたくて
もっといろんな町を見たい、と思うようになって
けっこうハードにぐるぐる巡った。
観光の町、工業の町、農業の町、漁業の町、
都会と田舎。。。
その町その町の暮らしぶりや生き方を感じながら、
帰って来て思う。


わたしの住む町は、どんな町だろう。
旅する人の視点で見たら、
どんな風に見えるだろう?


京都は大きい。京都でさえ大きい。
小さいことが京都の一番の良さだけれど、
それでも大きい。とっても大きい。
地方の町を見てくるとすごくそう思う。
あっちこっち行き出したら、キリがないくらい
京都って大きいんだ。
いろいろ行きたがり、
見てみたがりのわたしではあるけれど、
今、自分のいる場所を
大切にしなければいけないんだと本当に旅行中よく思った。
京都市北区宣伝部、部活動しなくってはと
なんかそう、思った。


そういうわけで、
8月31日の日曜日、
「第二回 料理教室森田のパンの日」、あります。
手づくりのパンにジャム、素敵なお店2つに並びます。


わたしはパンを焼けないけれど
この日はパンの日メンバーのためのまかない作りに奔走します。
わたしのブログを読んでくれるだろう
数少ない関西圏の友人の皆様、
この機会に是非、北区へ足を運んで見てください。
ちょっと行くのが億劫な感のある北区かもしれませんが、
わたしはこの辺りがとても好きです。
右京区左京区、北区と住みましたが、
北区には何か特別の磁力があるように思います。


[写真]

今日、島根県の出西窯より届いた器たちの一部。
器は、お店で買うより、旅先や蚤の市等で買うことが多い。
新婚旅行記念です。
おばあちゃんになっても使ってるんだとしたら、
思い出深いだろうなあ。
島根県斐川市 出西窯