すだちの日、初秋刀魚  

今年は北海道産の秋刀魚が大当たりなのだと、昨日教えてもらった。
もう初物がとっても安く出回っていて、そしてとっても美味しいのだと。
大きいのは大味だなんで昔は言われていたけれど、
大きくてお腹がぷっくりしたものこそ、本当に美味しいのだと。
そんなことを聞いたら、もう食べたくて食べたくて仕方がない。

手に持つと、ぴかぴかのぷりぷり。
秋刀魚って綺麗な魚なんだね、等と言いながら
10時を過ぎて秋刀魚を焼く。
昨日いただいたすだちをたっぷり絞って食べる。
高級グリルレストランの料理みたいに高貴な味がした。
秋刀魚もすごいけど、
すだちもすごいよなあ。
昼も夜も、で頂いたすだち4つを一日で使い干す。
そうやって一気に食すと、
ああこれを頂いたな、たくさん食べたな、嬉しいな、有難いな、って思うから
いちどきに食べる。
ちまちま食べていると
いつのまにか干からびたものが冷蔵庫に残ったりして、
見ると悲しくなる。
だからすぐ食べる。
お裾分けする機会があれば人にも譲る。
そうやって新鮮な内に、
みんなで一気に味わう方が、
嬉しくて美味しいと思うようになった。
ごちそうさまです。ありがとうございます。
《鎌倉シリーズ。さるすべりりり》




朝:二日酔いのため抜く、後にバナナ
昼:すだちうどん
  (暑くて倒れそうだった昼、ぱっとすだちを思い出したら、うどんを湯がく力が湧いた)
夜:初秋刀魚、夏サラダ(ゴーヤ、キュウリ、トマト、レタスにレモンとすだちをたっぷり絞る)、
  お水と、ほんの少しヱビス