パンの日に向けて

本日、まかない班試作の日。
2月8日に行われるパンの日に
パンの日スタッフの方に食べて頂くご飯をこさえるまかない班。
朝から気持ちを整えて、真正面から料理に向き合う日。

前回のパンの日から3ヶ月が過ぎました。
自分にとってのパンの日は一体なんだろう
どんなことをしていったら良いのだろう
2ヶ月に一度、きっとずっと続いていくこの行事。
大袈裟すぎてはしんどいし
かといって向き合わなければ
なんのアイディアも浮かばない。
もやもやと考えたり悩んだり。


でも最近ふっと思います。
手づくりのパンのある人生がいい。
手づくりのパンを
自分の人生に組み込みたいな、と。


いくつか方法あります。
ひとつ、美味しいパンを焼ける友達を持つこと
ひとつ、まっとうに手づくりのパンを焼くパン屋さんの近くに住むかまたは
    無理なく入手できる手段を持つこと
ひとつ、自分でパンを焼くようになること。


それからもう一つ大事なことが
美味しいパンを生かす、(殺さない)、食べ方を持っていること。


日々の生活の中で
無理なく
楽しく
手づくりのパンが食べられたらいいな。。。
どうしたらいいのかな。。。
だってそれ、今までのパンの食べ方と違うからです。
今までと同じ
バターたっぷり、蜂蜜たっぷりで食べるパンと
何かが違う。(それも大好きだけれど)
もったいないの。
そんなことしなくても美味しいの。
今まで好きだったのはおやつみたいなパン。
今食べたいのは、ごはんみたいなパン、
ごはん、しかも、玄米みたいなパンです。
それだけで美味しい。
バターいっぱいじゃ、もったいないのです。
バター大好きのわたしだけど、
天然酵母の手づくりパンには
いっぱいつけたらパンがもったいない、と思うのです。
でもそれだけばかりじゃ寂しいし、、、
どうしたらいい?
どうしたら楽しい?
どうしたらもっと毎日の中に入ってくるだろう???
特別じゃなくて
日々の中で
無理なく
楽しく
パンを食べたい、ご飯みたいに。
洋食ばかりじゃなくて
外国みたいなお料理じゃなくて
いつも食べているもの
いつも食べたいものに
野菜たっぷりの普段の料理や普通の和食と
一緒に食べたい。食べれないかな?どうしたらいい?


考えては話し合ってみたり、
参考になるものを探したり、
打ち合わせしては作り、
報告し合い。
少しずつ少しずつ
薄い紙を一枚一枚重ねるようにして
なんとかパンの日を迎えるまかない班。
つたない私たちの料理、
誰かの心に、日々の暮らしに、届きますように。